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採用はマーケティング?動画で効果絶大!人事も知っておきたい動画コンテンツマーケティング視点〈その3〉

前回まで、採用動画を効果的に取り入れるために考えておくべきことを3つのステップでお伝えしてきました。

最終回は、採用動画のパターンの中でも社員に密着したドキュメンタリー風・インタビューを織り交ぜた採用動画を例にコンテンツに迫ります。そもそも社員密着した採用動画とはどういうものか、理想的な構成も簡単にご紹介します。

ドキュメンタリー風の採用動画 ー中心となる社員を含めた一人ひとりにスポットをあてる

よくある定番パターンに、社員インタビューの光景を映像に盛り込むシンプルな採用動画があります。
社員にフォーカスして、どういう仕事をしているのかを求職者へのメッセージを交えて伝えることができます。
ドキュメンタリー形式の採用動画は、そこから更に一歩踏みこみます。
例えば「とある社員の 1 日」といったような形で、働いている仕事風景に密着し、映像としてまとめたものがドキュメンタリー形式をとるものです。

一人あるいは複数の社員に密着して、働いているリアルな様子を伝えるドキュメンタリー風の動画であれば、より学生の共感が得られやすいという特徴があります。
登場する各社員の視点で
「仕事には喜びもあれば、うまくいかない、悔しいときもある」
「時折感じる仕事の大変さや、乗り越えていく意気込み」
なども見せて伝えられれば、業務や仕事内容などをより具体的にイメージできるようになるでしょう。

例えば・・・住宅会社に務める「とある社員の 1 日」に迫った採用動画のモデル

出社から退勤までの流れをたどり、登場するスタッフが業務の内容説明が流れます。

場面が切り替わり、営業担当、インテリアコーディネーター、設計担当、現場担当など職種の枠を超えて、複数名が登場し自身の夢を語ります。
職人さん、業者さんなどの外部の方とのやり取りやお客様への提案・お打合せ、ショールームへのご案内をする風景に、インタビューで語る社員の言葉が音声と字幕で流れていきます。

締め括りは、会社で大切にしている考え方を字幕で表示ロゴマーク、外観などの象徴的な場面・風景です。
このようにしてドキュメンタリー風に仕立てれば、インタビューのみでは実現できない映像全体の動きをもたらすことができ、比較的長めの映像でも最後まで飽きられることなく見てもらえる可能性が高まります。

ドキュメンタリー風の採用動画の撮影で注意したいポイント!!

担当者の皆さまに気をつけて頂きたいのは、まず第一が制作スケジュールです。
例えば、ひとつのプロジェクトの始まりから終わりまでを辿る構成ならばドラマティックなストーリー構成をつくれますが、長期間での密着が必要となることに留意が必要です。

採用動画の中で、数人の社員にインタビューをすると一人ひとりの時間が短く、内容が浅くなること
がある点も要注意です。
その場合はあえて社員を一人に絞り、長めのインタビューを行えば深みのある内容にすることもできます。
業務の合間で撮影協力を仰ぎ、登場する社員は一人の方が視聴側の注意が散漫にならず、メッセージ性の強い動画にできます。

ただし、一人だけをインタビューに出演させると映像が単調になってしまいがちです・・・
周りに同僚がいることで、中心となる社員も話しやすい状況・空気感を生み出し、仕事へのモチベーションの高さや職場の雰囲気なども会話を通して、わかりやすく表現できる配慮もぜひ取り入れることをお勧めします。

また、複数の社員を登場させたい際は、シリーズ物として別のインタビュー動画でスポットを当てる構成アイデアも効果的です。

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