2020年6月をまもなく迎えますが…皆さんの働き方に変化はありましたか?
1.緊急事態宣言の発令で多くの企業、個人が「リモートワーク」に移行
2.緊急事態宣言解除でまた「元の働き方」に戻る…
3.オンライン、オフラインの働き方を「ハイブリッド」にアップデート…
4.完全オンライン化(リモートワーク)を継続中…
各社、各個人で働き方は様々だと思います。
◆リモートロス ◆出社・登校鬱 なんてものが蔓延しないこと願います。
ちなみに…私は5月28日に久しぶりに電車に乗りましたが…
7時台の電車(埼京線)は満員電車でした(汗)
3密にならないようにというのは、埼京線での通勤者には無理なようです。
※埼京線で乗り換えて、新幹線で長野へ行きましたが、新幹線は一両貸し切りでした(^^)
そろそろ、時代に取り残されない為にも、新しい生活様式と同時に…
真面目に新しい働き方、生き方、住まい方。なんてものをもう少し企業側も考えないといけないかもしれませんね。
世の中のニーズとしては62.7%の方がリモートワークを望む!
という結果となり、潜在的に抱えていた働き方のニーズがコロナ影響で実現し、表面化したようです。
勿論、37.3%の方が望んでいないように、
今後もリモートワークを望まない方、リモートワーク対応が難しい業種の方も多く存在することも事実です。ただ、一度経験してしまった便利なもの、快適な生活を完全に手放すことが出来ないのもまた人間。
企業としては、既存社員は勿論のこと…
今後新たに迎え入れる求職者から選ばれる企業であるための戦略として、多様な働き方、働く場所の意味。というものを考える事が求められるでしょう。
<リモートワークを認める!と一口に言ってもその対応は様々>
1.出社を前提としない働き方(出社してもOK)
a:自宅で勤務
b:場所を問わず勤務
2.職種を限定したリモートワーク
例:営業・現場はNG、事務・設計はOK! etc
3.日数を限定したリモート
例:週2日はリモートワークを認める etc
など各社によって対応は様々です。
セキュリティの話は勿論出ると思いますが…
そこは、理想とする働き方、企業の在り方を実現するために必要なツール、施策を頭使って考えましょう。
ちなみに…情報漏えい、個人情報の流出なども外部攻撃よりも、内部の事故・ミス・故意の方が多いようにセキュリティ強化は大切ですが、働く側のモラルが大切です。モラルの無い社員が多くてリモートワークを躊躇するなら…それは、問題が別のところにあるでしょう。
もう一つの問題として…オフィスの在り方をどう考えるか?
リモートワーク中心であるならば、良い立地の大きなオフィスの必要性は少なくなるでしょう。
その中で、オフィスにどんな意味や価値を持たせるのか?が重要になります。
例えば…
1.オフィスは「業務をする場」という概念から「つながりをつくる場」へシフト
2.オフィスは「オフラインでは感じられない(5感)」ものを補難する機能
3.オフィスは「一人仕事に寂しさを感じた時の憩いの場」としての癒し
4.オフィスは「働く場所の1つ」としてのワークスペースの提供
そんなことを考えると…
・どんなオフィスレイアウトが良いのか?
・どんな社内ルールをつくったら皆が幸せに働けるのか?
・自宅やノマドの時に働きやすいツールは何か提供できないか?
etc...どんどんインスピレーションが湧いてくる気がします。
そんな会社にはインスピレーション豊かな、働く軸を持った仲間が更に集まるでしょう。
働き手としては…
・自宅で快適に働くにはどんな環境、ツールを用意したらよいのか?
・自宅以外に効果的な働く場所はどこか?
・これから自宅を購入するならどんな住まいが理想か?
etc...職住一体、働き方・働く場所の多様性のイメージや軸を持てると良いですね。
その他…地域創生への波及効果
・大都市圏への人口集中の分散化(地方、地元に移って今までの仕事を行う)
・都市部のマンション・アパート暮らしから田舎の一軒家(地方への経済効果)
・生活コストの割合と価値の変化(家賃減分を趣味や学習に充てる)
まだまだ、手探りの中取り組んでいる働き方改革、生き方・住まい方改革ですが…
ここにも先行者利得は存在するはずなので、企業も個人も時流適応は勿論のこと、時代をリードするような仕組みを考えて選ばれ続ける企業・個人を共に目指しましょう。