ココがポイント
今回の書籍考察は…「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」
…補助金が地方のガンなんや! 自分らの手で稼ぐ、それ以外の方法で再生なんかありえへん。という強い口調の帯と、地方衰退の「構造」とビジネスによる「変革手法」がストーリーで一気にわかる!という一冊。「地元の将来を心配する全ての人へ」どんな示唆を与えてくれるか考察を述べていきます。
<要約と本書の重要ポイントまとめ>
書き過ぎるとネタバレになってしまうので、要点と学びのポイントだけまとめていきますが…
Lightに読める一冊で専門書や事例集と違い、ストーリーを楽しみながら読めるので気が向いたら是非読んでみてください。
◆東京で働く主人公が田舎(実家)に戻り、商店街のイベントに巻き込まれる
(予算を消化するだけの、実りの無いイベント開催、ボランティア精神の搾取)
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◆地元の友人の路地裏のお店を訪ねて街の現状や課題に気づく
(繁盛店、利益の出る店、人の集まる店には理由や戦略がある…逆算思考)
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◆主人公の実家の売却に対する金融機関、役所の思惑や立ち位置…
(地方ビジネス・お金の問題は、本人に寄り添ってアドバイスをくれる訳ではない…)
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◆決意と勝負、仲間(店舗)集めて事業STARTと事業の落とし穴・トラブル
(仲良しクラブでは戦い続けられない…)
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◆役所仕事と新しい出会い、第2のチャレンジ
(無駄な成功事例紹介、イベント、でも…犬も歩けば棒に当たることも!)
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◆お金の魔力と承認欲求による心の隙と仲間との溝
(補助金が地方のガン!自分で稼ぐ覚悟の無いものが群がる麻薬)
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◆「補助金」「お役所仕事」「名ばかり・ハイエナ コンサルタント」による失敗構造
(予算、スケジュールありきで修正・改善なきお役所仕事が失敗の根源)
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◆失敗と原点回帰
(何の為?自分の信念は?)
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◆新たな仲間づくり、成功の種集め・種まき
(次のネタは常に動き続け、探し続けるて)
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◆地域を超えた地域創生の形の模索
(地元の発展、自分たちの成功だけでなく、地域を超えた成功、同士をつくる)
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◆国の血税無駄遣いと地方、スモールビジネスを見下す役人
(100億円かけて赤字の国の事業は、3000万円かけて300万円の利益を出す事業より偉い…)
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◆本当の仲間とは?信念と明日ののメシ
(金で動く人は真の仲間・同士ではない)
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◆次の世代へのバトンのつなぎ方
(よりその地で長く生きる人が地域創生、ビジネスの先頭に立つべき)
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※次は主人公のSTORYに刺激を受けた全国の読者のアクション!
(NEXT…)
ココがポイント
今回の書籍考察 <気づきと学び、共有・実践したい事>
勇気を貰える一冊
小手先のテクニックを学ぶ実用書や事例集とは違い、様々な実体験を積んできたからこそ描ける、地域創生にまつわる「成功事例」「失敗事例」の過程のSTORY形式で届けてくれた。
STORYを通して、主人公や主人公を取り巻く仲間たちの悩みや苦悩を表面的な取り組み事例だけでなく、本書を読むことで…その裏にある心の動きも交えてた
「地方創生の取り組み」や「地方でビジネスを行う」ということの仮想体験を主人公と一緒にさせてもらったような気持ちにさせられる一冊。
【挑戦】【再チャレンジ】【覚悟の決め方】【自分なりのリーダーシップ】【人の集め方】【惹きつけ方】について、主人公の葛藤・成長体験を共有し…
◆地域創生・地域再生を考えている全ての人
◆地方・地元でビジネス・起業を考えている全ての人
の背中を押して…挑戦・覚悟を決める勇気、前向きさ与えてくれる一冊です。
詳しくは本書を読んで、主人公と共に地方再生の一旦に触れてみてください